中立的なFPが解説!30代夫婦が生命保険を見直す際のポイント

こんにちは、30代夫婦の家計の見直しを得意とする、ファイナンシャルプランナーの山本です。

「FP家計診断」では、加入している保険の分析も行うのですが、30代夫婦は、保障が過剰になりがちだなぁと実感しています。

30代夫婦の保険が過多になりがちな理由としては、以下が考えられます。

  • 子供が生まれることで、保険に対して興味を持ち始める。
  • 収入も20代より増えて、金銭的余裕が出てくる。
  • 上記2つの理由により、保険の営業からいちばん狙われやすい。

いったん保険に加入すると、加入していることすら忘れがちですよね…わかります。
でも、支出を見直す場合、「保険の見直し」がいちばん手を付けやすいのです。

以下、保険の見直しポイントを説明します!
お手元に契約内容がわかるものをご用意ください!

死亡保障は遺族年金の額をチェック!

死亡保障は、万が一自分が亡くなった場合、残された家族の生活費を賄うものです。

つまり、お子様が社会人になって独立されたら死亡保障は不要です。
ご自身の死亡保障の保険満了日を、65歳とか70歳と設定しているケースが多くみられますが、一番下のお子様が巣立つときのご自身の年齢を設定することで、もっと保険料を下げられる可能性があります。

また、たまに専業主婦の方が死亡保障を厚くしているケースも見かけますが、そもそも収入がないため、亡くなった場合に収入が大きく減るということがありません(ご主人が子育てをしながら働くことになりますので、ご主人の働き方が制限されて収入が減る可能性はあります)。
その場合は、保障額を減らせる可能性があります。

また、意外と考慮されていないのが、遺族年金です。
ご自身が万が一のとき、遺族年金がどのくらいもらえるのか計算することで、死亡保険が不要でした!というケースが実は多いんです。

FFOでは、「ねんきん定期便」をお持ちいただければ、あなたの遺族年金を計算することが可能です。

お気軽にお問合せください!

その医療保障、本当に必要ですか?

そもそも、医療保険はあまりオトクではありません。

医療保険は、どんな病気・けがでも対象になるので、保険料が高めです。

例えば、30代で医療保険に入ると保険料が月5,000円は超えてくるでしょう(保障が一生涯、保険料も一生上がらない)。
仮に5,000円として、年間6万円。入院するような病気になるケースは、男性の場合は60代以上がほとんどですので、その時点で200万円近く払っていることになります。

一方、1回の入院・手術でもらえる保険金額はせいぜい20~30万円。いちども入院しなければ、ぜんぶチャラです。

この200万円を、例えば「つみたてNISA」などで効率的に積み立てたとしましょう。
60代になった時、もし入院すれば入院代としても使えますし、元気だったら老後資金としても使えるのです。

公務員は医療保険が不要なケースがほとんど

弊社にご相談に来られる方は、公務員の方も多いのですが、加入している共済組合の「短期給付事業」を確認すると、月々の医療費の自己負担額は25,000円までとなっているケースがほとんどです。

入院・手術しても、月々25,000円までしか負担しなくてよい時点で、もう医療保険は不要ですね。

退職後は、このメリットが享受できませんので、退職後に備えて「つみたてNISA」などで効率的に資産形成するとよいと思います。

この機会に保険を見直してみませんか?

FFOは、保険や金融商品の販売やあっせんを行っておりません。中立的な立場での見直しが可能です。
ショッピングセンターに併設されている保険相談の窓口や、保険会社からの提案内容のセカンドオピニオンも行います。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

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